2016年9月27日火曜日

Crethon 2016 Silver 成果報告(2)

 遅くなりまして申し訳ありません。Crethon 2016 Silverですが、今回はジョン太郎さん(外部の方)にご参加いただき、短編小説を描いて頂きました!

 短編小説はこちらです。

 また、以下はジョン太郎さんより頂いたCrethonのレポートです。ニュアンスを壊したくないので文章はそのまま転載させて頂きました。
 レポートの方では上の小説に関するネタバレを含んでますので、ご注意ください。

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【やったこと】
 短編小説(26ページ。11000字程度)を1日で執筆した。
 一応、テーマだけはそれっぽい形に出来た。
 キャラクター? ほぼオリジナルと化してしまいました。申し訳ない。

【やろうとしたこと】

 20ページ(あるいは1万字)程度の短編小説を描き上げる。
 テーマとしては、『失敗からの再起』であり、青春ではないけど『失われた物を取り戻す』こと。
 ReCueの舞台となった学校で働く先生(出来れば、実際に作中で登場した人)を主人公に、過去の話を書く。
 それぞれには接点がないけど、ReCue本編で学生の人物が、主人公の目の前に現れる(だからタイトルが交差点だった)。
 本編で学生の人物は、それぞれにそのキャラらしいエピソードとともに現れ、
 伏線張ったり、主人公が立ち直る切っ掛けを与えていくような方向でシナリオが展開する。予定。


【つまづいたこと】
・シナリオとページ杯分の見積もり
 メインキャラって、自分の認識では8人いるんだけど、
 20ページで割ったら一人3ページにも満たないわけで、そんなの無茶苦茶じゃん。
 ってわけで、結局本編のキャラでまともに登場したのは二人だけだった。主人公とか、少年時代と現代でキャラ変わりすぎな気もするし。

・時間と執筆量の見積もり
 プロットとか用意して、執筆だけ1日って言うのならまだわかるけど、
 プロット制作(というか、情報収集も)含めて1日って、どんだけ執筆速度早いんだよ!
 プロの作家さんでも、月に一冊かければ速筆な方だったと思うんですが……。
 一応1万字かけたけど、本来執筆と以上に改稿に時間かけるべきで、そういう意味ではとても完成形とは言えない。

・背景事情とか
 主人公の背景にあった事情とか、これ、あんまり書き込むと短編としては重くなるし、
 かといって省きすぎると手抜きに見える。手抜きじゃなくても。
 まあ正直言って今回は手抜きです。情報収集とか、検証の時間が無かったために、背景の解説を薄くせざるを得なかった。

・プロット作り
 執筆中、自分でも何書けばいいんだかわからなくなり、迷走した。
 プロットはやっぱり大事。いつも、作っても蔑ろにしちゃうから、今回は貧弱なプロットで執筆開始した。それが敗因。


【感想】
 偉い作家さんは言いました。短編小説だからと言って、調査やプロット作成を蔑ろにしてはいけないと。
 十分すぎるほどの準備を行い、自分でも驚くような一発逆転のアイデアを使って、それでこそ面白い物語は書けるのだと。
 確か、そんな感じのことを本で読んだ気がするのですが……今回は完全にその真逆を行ってしまいました。
 その結果かどうか知らないけれど、ありきたりなシナリオ使った割りに、失敗だらけで全然まともな物語にならなかったのが残念。
 でも今後の為に良いは勉強になったと思う。今後の為、今後の為って、じゃあいつ本番が来るの? って気もするけど。
 まあ、ショボイ文しか書けないなら、書けないなりに、地味でも活発な活動を続けて行きたいと思います。
 そういう意味で、今回はいい起爆剤になりました。年2回なのが惜しいくらい。

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 個人的には読んでいて、ニヤニヤする内容でした。
 ぼろい空き家のイメージも何か湧きましたね。
 ReCue ~雨宿り~の内容を踏襲してくれたのも嬉しい限りです。

 また、gaikonさんが挑戦されました『Reactを使ったキャラ紹介ページ』的なものの報告はコチラです。

 Crethon 2016 Silverへご参加頂きありがとうございました!